神奈川県三浦市三崎のマグロの美味い中華食堂【港楽亭】

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 三崎は三浦半島の先端に位置する、東京都内から車で1時間半、公共交通機関で電車とバスでも2時間ちょっとでついてしまう、日本有数のまぐろの漁獲高を誇る港町です。まぐろはもちろん、新鮮な魚介類が豊富で、今回訪れてみて意外な近さで色々楽しめそうな町だと感じました。

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 三崎には海鮮丼をはじめ、揚げ物、煮物など様々なマグロ料理がありますが、今回ご当地グルメで有名な三崎まぐろラーメンが評判の中華料理店で一杯頂くことにしました。

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 ラーメンはもちろん〆のお楽しみとしてとっておき、まずはビールに合いそうなおつまみで乾杯です。

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 まずはマグロの角煮をいただきます。今やお店の名物となっている絶品のマグロの角煮ですが、味付けは醤油・生姜・砂糖などシンプルなのだとか。ただ作り方は、現在の2代目店主が若いころに三崎の料理界の重鎮だった方の評判の角煮の作り方を苦労して教わったとのことで、テールを使い火加減や味を入れるタイミングが難しいそうです。

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 シラスバケットは地元のものを使った料理を、ということで出来たメニュー。地元三崎産の湘南シラスを使っており、チーズとマヨネーズが香ばしくビールに合います。

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 まぐろシューマイはマグロ入りの具たっぷりのシューマイです。 手包みで下味がしっかりしており、カラシを少しつけていただくのも美味しいです。

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 牛タン串はビールとの相性がいい一品。なぜ牛タン?と思ったのですが、ご主人はいろいろな地域と交流を持たれており、石巻とのご縁がきっかけで、メニューに加えることになったそうです。

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 さてまぐろ料理のメインディッシュはメニューにはない、まぐろのホイル焼きです。あご肉の部分を骨付きで豪快に焼きます。熱々のまま出てきて、自分でホイルを開いていただきます。柔らかく仕上げるために寒麹(かんこうじ)で漬け込むのですが、一時ブームになった塩麹と比べ、水を使わず熟成期間も長いため、味も甘く濃厚に仕上がるそうです。

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 〆のご飯は三崎のまぐろ使った港楽丼と三崎まぐろラーメンです。事前予約が必要ですが、港楽丼はまぐろ漬けのほか、牛のタタキ、キムチ、ニラ、カイワレ大根などを載せ、専用のピリ辛だれでいただきます。混ぜるのがもったいないきれいな盛り付けですが、よく混ぜて食べたほうが美味しいとのお薦めです。

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 三崎まぐろラーメンは食べ応えのあるテールステーキをトッピングした豪華版をチョイス。塩味の三崎まぐろラーメンにお好みで特製ラー油を入れていただきます。特製ラー油はマグロの目玉からとったDHAたっぷりの風味のある油を使ったもの。まぐろのまちならではの贅沢です。

 こちらは創業昭和33年の老舗で、中華料理店ではありますが、マグロや地元食材を使った肴が充実しており、いつもあるわけではないという隠しメニューもいただきました。ご主人にその日にあるものを聞いて、是非三崎のマグロを楽しんでほしいものです。
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港楽亭 (こうらくてい)
神奈川県三浦市三崎5-1-10
046-881-6135
水曜定休
11:30~21:00(LO:20:30)







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