大坂なおみ選手と根室エスカロップ
大坂なおみ選手の凱旋インタビューが終わりました。
中学校から社会人までソフトテニスをしていたので、テニスの4大大会は欠かさず見ています。今年の全米オープンは寝不足になりながら、興奮してみていました。ボルグやコナーズ、マッケンローをわくわくしながら見ていたころから考えると、錦織選手の活躍は夢のようですが、今回の大坂選手、しびれました。
見ていてほぼ負ける気がしない。それでも決勝はセリーナウイリアムズ。36歳という年齢での強烈なプレーぶりにも改めて驚きましたが、20歳で勝ってしまった大坂なおみ選手。実力もさることながら、謙虚で明るいキャラクターに世界中が注目している、というのも嬉しい限り。どこまで強くなるのか楽しみです。
色々あった決勝でしたが、閉会式でのウイリアムズ選手の「No more booing」、大坂選手の「Thank you」とお辞儀。試合はもちろん、表彰式まで後世に語り継がれる伝説の決勝戦になったのではないか。その瞬間をリアルで見られたこと、本当に良かった。
さて日本食べある記でなぜこの記事を書こうかと思ったかというと、試合後のインタビューの大阪選手のコメント。
「とんかつとカツ丼とカツカレーと抹茶アイスが食べたい」
とんかつが好きなのか、ゲン担ぎも関係しているのかはわかりませんが、でもカツが食べたい!って思ったのでしょう。ここでふと、おじいさんって北海道根室市の根室漁協の組合長さんだったなと。大坂選手がBNPパリバオープンで優勝した時だったか、ネットで少し日本人ってことにいろいろ意見があって、日本国籍も自分で選んだ自慢の孫だということを言うためにテレビに出た、と言っていた姿を見て、ちょっと感動してました。
で、根室といえば「エスカロップ」。
カツの素晴らしいご当地グルメがあるじゃないかと。大坂選手が食べたことがあるかどうかはわかりませんが、次戦は東レパンパシフィックで日本に来られる。今、北海道が大変な時期でもあるので、是非とも北海道根室市のエスカロップを全国に、そして世界に知らしめてもらい、北海道も根室も盛り上げてもらえると、勝手ながらとても嬉しいと思う次第なのであります(^^)
【エスカロップとは】
タケノコ入りのバターライスの上にカツを載せ、デミグラス系ソースをかけた根室のご当地グルメ。長崎のトルコライスと比較されたりもすることも。根室はオリエンタルライス、スタミナライス、パンチライス、ビトックライス、フロレンテンなど、全国的にも類を見ない個性的なご当地洋食の宝庫でもあり、その代表的ご当地グルメがエスカロップなのです。
喫茶ドリアンのエスカロップ
ニューモンブランのエスカロップ
ちなみに、「スタミナライス」もカツ系洋食。カツは見えませんが、カツの上に野菜炒めと卵が載っています。(写真は発祥の店「ニューかおり」)
野菜炒めをのけるとこんな感じ。
おまけに「ミートカツ」、カツ載せミートソースです。隣の釧路の「スパカツ」が有名ですが、根室にもあります。(写真は釧路の発祥店「レストラン泉屋」)
北海道在住の皆さん、北海道出身の皆さん、北海道にゆかりのある皆さん、北海道大好きな皆さん、SNSのチカラで、とんかつ好き?な大阪選手に、是非是非北海道の根室に、エスカロップを食べに行ってもらえないでしょうかねー。
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