日本食べある記＠blog

　大好評の「お台場合衆国2011×Ｂ‐1グランプリ」。第3週は岡山県真庭市から「ひるぜん焼きそば好いとん会」が登場です。ひるぜん焼きそば好いとん会は昨年のＢ‐1グランプリ厚木大会で彗星のごとく現れた注目の団体。初出展ながらシルバーグランプリ＝全国準優勝に輝いた団体が、全国どこにもない個性的で癖になる焼きそばを引っ提げてやってきました。西日本ではすでにかなり有名な焼きそばですが、今年5月に東北の被災地から浪江や石巻の団体さんが招待されたＢ‐1グランプリ支部大会「2011近畿中国四国Ｂ‐1グランプリｉｎ姫路」で優勝したことで、再度全国的に注目が高まっています。

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　ひるぜん焼そばは西日本の軽井沢といわれる蒜山高原の地元で50年以上食べられてきた焼きそば。味噌ベースの甘くピリッと辛いコクのあるフルーティなたれで焼き上げる独特のやきそばです。キャベツと鶏肉で炒めあげます。私は日本中食べ歩いていますが、肉が鶏肉で、味噌ベースのやきそばというのはほかで聞いたことがありません。

　麺はやや太麺でもっちりした歯ごたえ。



　鶏肉は地元ではやわらかい若鶏を使う店と触感は歯ごたえがしっかりして旨みの濃い親鳥（ひねどり）を使うお店がありますが、Ｂ‐1グランプリに出展するひるぜん焼きそば好いとん会のひるぜん焼きそばは親鳥のうまみをしっかりしみこませたひるぜん焼きそばを提供します。もちろん今回の「お台場合衆国2011×Ｂ‐1グランプリ」でもその旨みたっぷりの親鳥を使っています。


　ちなみにこのやきそば、Ｂ‐1グランプリでおなじみの富士宮やきそばやきそばのように紅ショウガも、先週「お台場合衆国2011×Ｂ‐1グランプリ」に登場した横手やきそばのように福神漬けもついていません。その代り、アクセントとして山椒を振り掛けて食べるのです。


　最初はそのまま食べていただいて、途中まで食べたら山椒を振り掛けて食べるのがおすすめです。


　蒜山高原は現在は合併して真庭市になりましたが、もともと人口5000人の町。地元で当たり前に食べられていた焼そばを「ひるぜん焼そば」としてブランド化してまちおこし活動をした結果、幻のやきそばが多くの人から知られるところとなりました。

　十和田バラ焼きゼミナール、横手やきそば暖簾会同様、ひるぜん焼きそば好いとん会も地元から大人数で「お台場合衆国2011×Ｂ‐1グランプリ」に参加。Ｂ‐1グランプリでは大行列に並ばなければならないひるぜん焼きそばが、それほど並ばずに食べられるコラボ企画「お台場合衆国2011×Ｂ‐1グランプリ」。ひるぜん焼きそばは8月5日（金）までの限定です。ぜひ食べてくださいね。


第5回Ｂ‐1グランプリｉｎ厚木シルバーグランプリ、2011近畿中国四国Ｂ‐1グランプリｉｎ姫路ゴールドグランプリ
「ひるぜん焼そば好いとん会」のひるぜん焼そば　500円



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「お台場合衆国2011×Ｂ‐1グランプリ」第一週目「十和田バラ焼きゼミナール」の記事はこちら
「お台場合衆国2011×Ｂ‐1グランプリ」第二週目「横手やきそば暖簾会」の記事はこちら