メニュー別第三回B-1グランプリin久留米~いろいろ編その1

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 さて同じジャンルでは出ていないメニューを今日と明日でご紹介しましょう。まずはホスト地域であった久留米焼き鳥。久留米の焼き鳥は塩味が基本。そしてなんといってもそのバリエーションの豊富さがほかの地域と比べて傑出しています。そもそも焼き鳥というよりも串焼きと言ったほうがいいほど、鶏以外のメニューが多く、とりわけ特徴的なのがダルム。これはドイツ語で腸のことを言うそうですが、医学生の多い久留米の街ならではのもの。いわゆルシロですが、これが旨いのです。ちなみに長ネギではなく玉ねぎを使います。

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 焼き鳥で有名なのはたれとからしで食べる豚肉が主役の室蘭やきとり。辛し味噌だれで食べる、黙って座ると豚のカシラが出てくる埼玉は東松山の焼き鳥。直火ではなく鉄板で焼く愛媛県は今治の焼き鳥など全国には個性的な焼き鳥もまだまだあります。

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 同じ九州からの参戦は小倉焼うどん。ソース味の焼うどんの元祖で、乾麺を使います。戦後すぐに生まれたメニューだそうです。第一回から参加しています。

 今回は参加しませんでしたが、岡山は津山のホルモンうどんや兵庫は佐用のホルモン焼うどんなど、地域ならではのうどんメニューもあります。もちろん、讃岐うどんや稲庭うどんをはじめとするうどんそのものもたくさんありますね。

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 毎回ユニークな企画で楽しませてくれる鳥取のとうふちくわは、柔らかな食感のちくわ。味の説明の難しい一品です。実はこれ江戸時代からある伝統の逸品。見た目は完全にちくわですが、ちょと違う。いろいろなトッピングでいただきます。

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 兵庫県の高砂にくてんは、ジャガイモやすじ肉、こんにゃくなどの入ったお好み焼き。実は戦前から食べられていた歴史ある食べ物です。お好み焼きとは一味違います。

 お好み焼きと言えば関西風と広島風が有名ですが、様々な地域で個性のある一品。関西風は混ぜ焼きというところもあるようですが、小麦粉の記事の量と具のバランスでいろいろ違うようです。しかしお好み焼きは奥が深すぎて、まだ私ごときでは語ることができません。

 明日は最終回。またまたユニークなご当地グルメを紹介します。




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