北海道訓子府のたれカツ丼2【かしわ】

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 こちらかしわは、昭和49年創業。地元に根付いた老舗の人気店です。こちらのカツ丼ももちろんたれカツ丼。開業当初は普通の卵とじのカツ丼を出したそうなのですが、お客さんから、たれカツ丼にするようにいわれて、現在のカツ丼のスタイルになったそうです。

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 今回いただいたのは「名物かつめし」。カツ丼はカツ丼であるのですが、サラダとセットにしたかつめしが女性にもいいということで出しているそうです。パン粉は昔は細かいのを使っていましたが、サクッとした食感を出すため、今は荒いのを使っているとのこと。肉はもちろん生肉を使っているのですが、冷凍を使ったらこのたれカツ丼は美味しくできないそうです。

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 こちらのご主人は福よしでの修行経験があるそうですが、たれは福よしの先代が秘伝で作っていて門外不出だったので、自分でもかなり研究したとのこと。たれの味わいはやや福よしより甘い感じ。荒いパン粉だと油を含みやすいので、高い温度でカラッと揚げる必要があるそうです。甘辛いたれがたっぷりかかり、丼をかきこむように食べたいカツ丼です。

 おみせの名前の由来は落葉しない葉っぱのようにとの願いからだとか。とても感じのいいご主人で、昨年新聞の取材も入っています。地元の方の注文もカツ丼が多いのだとか。地元に愛される老舗の食堂です。

■関連エントリー
北海道訓子府のたれカツ丼の元祖1【福よし】
目次<北海道>

☆名物かつめし 890円
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かしわ(柏食堂)
北海道常呂郡訓子府町栄町18 0157-47-2058
月曜定休 11:00~14:00、17:00~20:00
※定休日・営業時間は変わることがあります。来店の際にお店に確認してください
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この記事へのコメント

中林20系
2007年12月14日 20:19
修行したお店…秘伝の味…そして作り出すオリジナルな味…何だか《料理人列伝》みたいな話でワクワクしますね?タレのレシピ等を料理人にも明かさないって、ある意味正しいかも?“オマエも料理人なら舌で再現してみろ!そしてこれを超える味を作ってみろ!”みたいな(笑)。ちょっと劇画的ですが。
2007年12月15日 20:16
>中林20系さん
本当に門外不出だったようですよ。たれ作りには苦労があったということでしたので。でも秘伝のたれの主は女将さんだったらしいので、劇画的ではないかもしれません(^^;)
こちらのご主人が独立したのは40年代ですから、それなりに厳しい世界があったとは思いますが・・・
ミルフォード
2007年12月16日 12:02
訓子府にはゆかりがあり、何度も行ったのですが、カツ丼は食べずじまい。このお店も見覚えがあるんですが、確か「豚丼」を食べたような気がします(残念)
昼食の時間には間に合わず、夜は北見泊まりというパターンが多かったので、チャンスは少なかったのですが。
2007年12月16日 20:16
>ミルフォードさん
あらら、それはもったいない。今回北見に泊まる予定だったのですが、次の目的地と天候の関係で急きょ網走に泊まりました。
訓子府のたれカツ丼は機会があったらぜひ食べてみて下さい!しかし、相変わらずいろんなところ行ってますねぇ♪

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