日本食べある記＠blog

　長崎近海ではあじ・さばといった青魚が大変美味しく、特に個人的には鯖が大好きで、福岡でも大変美味しい鯖は多く食べられます。鯵は本当に美味しいと思ったのはあまり多くはなかったのですが、今回「背切り」という形で食べた刺身の美味しさにびっくり。こんな食べ方があるのかと衝撃を受けました。



　鯵の背切りというのは、やや小ぶりの鯵を骨ごと１mmか2mm程度の薄さに輪切りのように切り、そのまま骨ごといただくものです。普通鯵は三枚におろして刺身で食べますが、15cmくらいまでの小ぶりの鯵で、新鮮であれば背切りで食べられるそうです。

　新鮮でないと骨が硬くなってしまい食べられなくなってしまうのだとか。まさに産地でしか食べられない食べ方です。さて、「骨ごと食べる」といわれてちょっと腰が引けたのですが、たべかたを地元の方に教えていただきました。

　奥歯で骨を押しつぶすようにすると、すぐにやわらかくなります。これがポイントで、刺身が甘みを感じるようになるんです。背切りでないとこの甘みは感じられないそうで、久しぶりに感動的なあじに出会いました。日本にはまだまだ知らない味がありますね。ぜひとも一度食べてみてください。

　ちなみにこちら、新鮮な海の幸を食べさせてくれる地元の方お勧めの居酒屋さんです。雰囲気もとってもいいお店ですよ。

☆あじ背切り　630円～

晴れたり曇ったり
平戸市崎方町827　0950-23-3599
月曜定休　11：00～14：00、17：00～22：30




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