日本食べある記＠blog

　吉田うどんの代表的なお店で、テレビの取材もよく入るという、暖簾のない民家のようなお店。1時過ぎに行ったのですが、多くのお客さんでにぎわっていました。有名人の色紙もたくさん飾ってあります。いり口を入るとすぐ左で製麺と麺ゆでをしている。「どうしたらいいですか?」とたずねると熱いのと冷たいののどちらがいいかを聞かれ、麺が上がるまでしばし待ちます。どんぶりに麺を入れ、だしをそそぎ、茹でたキャベツとにんじんが乗って出来上がり。大きな銀色のお盆にのせて、自分で居間のような席に運びます。

　テーブルには辛味噌が乗っており、自分で辛味を調節して入れます。麺が固いと聞いていまいましたが、確かにかなり固めです。最初はぼそっとした感じに思えましたが、食べ進めていくうちにキャベツやだしとのバランスがいいなと感じます。だしはあっさり目と聞いていましたが、味はしっかりしており美味しいです。辛味噌は、そのままなめると、辛味とゴマの風味がかなり利いています。だしに溶かすとまた違った味が楽しめます。麺にしても茹でキャベツにしても、やはり独特です。このあたりはキャベツの産地だそうです。

　富士吉田市には40～50軒のうどん屋さんがあるようです。麺は全体的に固めで、だしは味噌ベースのしょうゆ味としょうゆ味があると聞きましたが、こちらは醤油味。茹でキャベツが乗るスタイルが一般的なようですが、様々なトッピングがあるお店もあるようです。ちなみにこちらのお店は暖簾も看板もないので、場所をちゃんとチェックしてから行ってください。

☆かけうどん並　300円

白須（しらす）うどん
山梨県富士吉田市上吉田3296-1　0555-22-3555
日曜定休　11：30～14：00（売り切れ次第閉店）


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