食堂系の富士宮焼きそば3【ふくじん】

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 静岡おでんの愛ちゃんを取材した名古屋のテレビクルーが富士宮焼きそばも取材しており、そのときに紹介されたお店を、浅間大社前のお宮横丁の事務所で聞いて食べに行ったのがふくじんです。こちらのお店では、中華鍋で焼きそばを作るため、鉄板で作る富士宮焼きそばのイメージと合わないだろうからと一度取材を断ったそうです。

 富士宮には3社製麺会社があり、こちらでは老舗のマルモ食品の麺を使っているとのことです。オーナーはこちらの麺が一番ご自身の焼きそばには合うとのこと。こちらの焼きそばはラードを使わないか、ほとんど使わないためか、他の富士宮の焼きそばと較べると上品というか、軽目というか、比較的あっさりといただけるイメージです。ただもちろん肉カスも使っており、キャベツをたっぷりと使っているためボリューム感はあります。

 出来上がりの焼きそばは熱々に熱した鉄板の上に乗せて出されます。そのまま食べていると下の部分が芳ばしく焼けてきますが、これは好みなので、ひっくり返しながら食べたりそのままにしたりは自由です。私はちょっとかりっとするのも好きなので、そのままでいただきました。紅しょうがを沿え、だし粉・青のりと一味を好みでおいしくいただきました。

 オーナーのご夫婦はとっても気さくにお話していただけました。フライパンで作るのは技術がいると思いますが、これも鉄でないとおいしくできないそうです。熱伝導の問題かもしれませんが、ホーローで作るとしっかりしたコシが出ず、カップ焼きそばのようになってしまうんだそうです。不思議です。おつまみで出されたゆでピーナツもとってもおいしいですよ。この辺りの名物です。

☆焼きそば 600円

ふくじん
富士宮市東町14-3 0544-27-7162
月曜定休 10:00~14:00、16:30~22:00

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