富士宮の焼きそば1【富士宮焼きそば学会アンテナショップ】
地域グルメを活用した町おこしの成功例として富士宮焼きそばを一度食べたいと思っていました。普通、初めて食べ歩きをする時の店選びは、るるぶ・マップルといったナショナルガイド、インターネットで下調べした上で現地でタウン誌や新聞社などのグルメ本を買って優先順位をつける、といったプロセスを踏むうちに、大体どの店に行くか絞り込めるのですが、今回はまったく方針が立てられませんでした。もう現地に行ってから考えようと、とりあえず出かけました。
富士宮駅に到着するとまず浅間大社前の富士宮やきそば学会の事務局のある広場（？）に向かいました。そこでいろいろ話を聞いて、まずは焼きそば学会直営のアンテナショップで食べることに。富士宮焼きそばのスタンダードなので、食べ較べのベースにすることにしました。ここでは店内のカウンターと広場のテーブルでも食べることができます。
富士宮やきそばの最大の特徴は麺が蒸し麺であるために、非常にコシが強いこと。歯ごたえがしっかりあって、主張の強い麺です。これに多目のキャベツや青ねぎの小口切りを炒め、肉かすと呼ばれるラードを絞った細かなものを入れ、ラードと水を加え手合わせて炒めソースで味付けして出来上がり。仕上げに紅しょうがをそえ、いわしやさばの削り粉を振りかけて出来上がり。お好みで一味唐辛子をかけるのですが、これがまた合うんです。是非お試しを。
そもそも食感が普通にイメージする焼きそばとまったく違い、とてもおいしいです。肉カスもいためられる過程で、さくっとしたものが残ったり、やわらかくなったりで結構はまります。同じように焼きそばで地域おこしに取り組む秋田県は横手の焼きそばは、むしろ柔らかめの麺に甘めの味付けなのですが、これもまた違った焼きそば。日本は広いです。
☆焼きそば 350円 大盛 500円
富士宮焼きそば学会アンテナショップ
浅間大社前
★気に入っていただけたら人気blogランキングものぞいてください。 ★
★おかげ様で30位くらいに入ってきました。応援して戴けると嬉しいです。 ★
この記事へのコメント
やりましたね。