
2月18日(土)、19日(日)の二日間、青森県八戸市で開催されたB級グルメの祭典「B-1グランプリ」。予想をはるかに上回る大盛況で幕を閉じました。出展した10のお店は、初日から完売店が続出、二日目には早いところで2時前に完売してしまうほど。両日とも、終了予定時間の17:30の前にすべて完売という結果になりました。お昼前後は両日とも人でごった返しており、3時ごろにやっと落ち着いたという感じです。

それぞれのお店については改めて書かせていただくとして、初日の晩に関係者で交流会が行われたことをご報告しておきます。ちなみに関係者というのは出展者の方々と、B級グルメファンというゆるいくくり(^^)。特に今回のB-1グランプリ開催に当たって様々なアドバイスを頂いたという日経新聞編集委員である野瀬氏の「食べ物新日本奇行」の読者(最近は同人と呼ばれています)の参加もあり、実に幅広い方々が集まった交流会となりました。ステージに並んだ参加団体ののぼりもカラフルで見ててとても楽しいです。

当日は「八戸えんぶり」というなんと800年続いているという郷土芸能も見せていただきました。子供から大人まで、一つの舞台で演じるというのもあまり見たことはありません。子供独特の化粧もとてもかわいらしく、大人の演舞は勇壮なもので見ごたえがありました。

この交流会では、もう一つ今回のイベントをきっかけとして、「B級ご当地グルメで街おこし団体連絡協議会(仮称)」の設立準備会として、今回出展の10の地域・団体が参加を表明しました。B級グルメの町おこしの取り組みでは先進的な地域として知られる、「富士宮焼きそば学会」の渡辺氏がこの長い名称を「愛Bリーグ」と愛称をつけてくれました。またキャッチフレーズは「ビーワンダー」。「B-1だ!」と「Be WONDER!」をかけているもの。なかなかしゃれがきいてます。

B-1グランプリのテーマ曲もできました。青森放送の番組から誕生したユニット「トリオ・ザ・ポンチョス」は、今回事務局のせんべい汁研究所の応援歌も歌っているのですが、これがなかなかに楽しいんです。せんべい汁のテーマは既にCDになっていますが、B-1グランプリの歌は今のところ会場で聞けたのが初めてで、今後どこで聞けるかはご報告します。振り付けも楽しいので、DVDにして欲しいという声もありました。

今回のイベントには先述の日経新聞の野瀬さんをはじめ、女優の三林京子さん(食べ物新日本奇行の隊長です)、元国立民俗博物館館長で日本の食文化・民俗学の第一人者の石毛先生、日本コナモン協会の会長の熊谷さんといった、普段私がとてもお会いできないような方々とも身近にお話させていただくことができました。こうした方々もB-1グランプリを面白がって、ご自身たちでおこしになられたそうです。とても素晴らしいことだなぁと思います。
当日は地元のテレビ局はもちろん、かなり他地域のテレビ局の取材も入っていました。参加した団体を追いかけたもののようです。テレビ東京をはじめ、北海道放送や静岡第一テレビ、九州朝日放送などが来ていました。
テレビ東京はワールドビジネスサテライトで3月1日(水)の放送予定。
九州朝日放送は2月21日(火)18:30のニュースで。
上記のものもあくまで予定で、他の番組については現在のところわかりません。ごらんになれる地域の方は是非チェックしてみてください。
おかげさまでグルメランキングでベストテンいり。まだ出たり入ったりですが・・・ひきつづき1日1回ぽちっとお願いします
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